竹田城は、幻想的な雲海を楽しめるスポット。
場所は現在の兵庫県朝来市和田山町竹田です。
城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、「天空の城」あるいは「日本のマチュピチュ」とも呼ばれています。
特に秋から冬にかけての時期、雲海に浮かび上がる竹田城跡は、とても美しく幻想的で、多くの人々を魅了してきました。
この記事では、その竹田城の雲海はどこから見ればよいのか、雲海を見るためのおすすめスポットや、アクセス情報、雲海の発生条件について調べてみました。
その結果、雲海に包まれた竹田城が見ることができるのは、天守台と立雲峡、藤和峠の3カ所がありました。
それらのスポットのアクセス情報についてもお知らせしますね。
竹田城址公式HP→https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/
竹田城の雲海をどこから見る?
雲海に包まれた竹田城を望めるスポットは、立雲峡、藤和峠、そして天守台の3カ所がありました。
それぞれの場所と見え方について紹介します。
立雲峡から見る
13日の竹田城雲海
— 三川です! (@mikawaakiko) October 15, 2024
立雲峡からの眺め
6時半過ぎの姿
4時半暗い中、懐中電を持っての登山でした。
写真は6時前の姿から6時半過ぎの姿
拡大すると竹田城天守台には凄い人です😲#竹田城跡 pic.twitter.com/hOFOYYdr8w
立雲峡は、竹田城を雲海越しに眺めるのに最も有名なスポットです。
立雲峡には3つの展望台があり、それぞれに異なる角度から竹田城跡を楽しめます。
第1展望台からは、竹田城を正面に見渡せるため、特におすすめの場所です。
晴れた日には、雲海に浮かぶ城の絶景を楽しむことができます。
立雲峡公式HP→https://www.ritsuunkyo.com/
藤和峠から見る
藤和峠は、竹田城をシルエットとして望むことができる穴場スポットです。
峠は竹田城跡から約2km離れた場所にあり、県道136号線を通ってアクセスします。
ここには3台分の駐車スペースしかないため、駐車には注意が必要です。
藤和峠の魅力は、朝日と共に浮かび上がる竹田城跡の神秘的なシルエットを楽しめること。
逆光による美しいコントラストが撮影にも最適です。
天守台から見る
おはようございます☀
— 三川です! (@mikawaakiko) October 16, 2024
爽やかに晴れてきた朝です。
さてと、行ってきます🚲
皆さん、今日もよい一日を…
※13日早朝に立雲峡から登山し、下山後は竹田城址登山口から再び登山しました。
到着後の爽快な景色
・天守台からの眺め#竹田城#日本100名城#お城巡り pic.twitter.com/oDKMzKCUE5
天守台に登ると、竹田城自体が雲海に包まれたような感覚を味わえます。
この場所からは、竹田城が立ち並ぶ全景を見渡せます。
南千畳を望むアングルは、迫力満点で、まるで歴史の中にタイムスリップしたかのような気分を味わえるでしょう。
雲海が見える時期や時間帯は?
竹田城の雲海は自然現象であり、いつでも見られるわけではありません。
雲海が見られるの条件について紹介します。
雲海が発生しやすい季節と条件
雲海が最も発生しやすいのは、9月から11月です。
特に、前日の昼間が暖かく、夜間に気温が急激に下がる日が狙い目です。
湿度が高く、風がない日も重要な条件です。
また、前夜に星がよく見えるような天気であれば、雲海の出現率が高まります。
ベストタイムは早朝
雲海が最も美しく見られるのは、明け方から午前8時頃までです。
この時間帯に到着できるように、早朝の時間に計画を立てて訪れることをおすすめします。
特に11月初旬には、雲海が発生する確率が最も高いため、この時期に訪れるのがベストです。
竹田城跡・雲海スポットへのアクセス
竹田城跡へは徒歩で登山が必要です。
いくつかの登山ルートや交通手段があります。
交通手段については、近郊から車や電車を利用する場合、遠方から新幹線を利用する場合について調べてみました。
竹田城跡へのアクセス
電車利用の場合
JR播但線の「竹田駅」が最寄駅です。
(裏登山道ルートで徒歩40分、表米神社登山道ルートでも徒歩40分)
表米神社登山道は急な道となっています。
自家用車の場合
自家用車で訪れる場合は、山城の郷や城下町駐車場を利用し、そこから徒歩やバスで城跡に向かいます。
北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道の「和田山IC」が最寄りのICです。
IC下車後、「和田山IC前」信号を左折、約10分ほどで各駐車場です。
駐車場については上のマップA~D、それぞれの駐車可能台数は下記の通りです。
A 山城の郷駐車場 100台
B① 竹田城跡・立雲峡駐車場 100台
B② 竹田城下町駐車場 150台
C① 竹田まちなか観光駐車場 60台 夜間(夜9時〜翌朝7時)
は利用できません
C② 竹田区駐車場 70台 土日祝のみ利用可
D 立雲峡駐車場 50台
その他詳細については、こちらから
竹田城に近いバス停まで運んでくれる「雲海バス」があります。
天空バスは春ダイヤと秋ダイヤで運行されています。
2024年の秋ダイヤはこちら
【天空バスの運行順序】
竹田駅⇒山城の郷⇒竹田城跡⇒まちなか駐車場⇒上町⇒竹田駅⇒山城の郷
竹田城跡周回道路は一方通行となっているため、行きと帰りで運行経路及び所要時間が異なります。
遠方からの場合
立雲峡までのアクセス
立雲峡には駐車場があり、そこから徒歩で展望台までアクセスできます。
第3展望台までは約5分、第1展望台までは約40分の道のりです。
展望台ごとに異なる風景を楽しめます。
JRの場合
JR山陰本線 和田山駅下車、駅前よりタクシーを利用。
JR播但線 竹田駅下車、駅前よりタクシーを利用。
自家用車の場合
播但道・春日-和田山道路、和田山I.C出口の信号を左折、後は国道312号線を2.5㎞程度道成に走り竹田城下町交差点の信号を左折、その後800m程直進した所に立雲峡の登山道出入口が右側にあります。
藤和峠へのアクセス
2024.10.5の竹田城
— 週末トラベラー (@shumatsu_tabi) October 5, 2024
藤和峠より#竹田城 #takedajo #藤和峠 pic.twitter.com/Hn4LJT28wa
藤和峠は、竹田城から県道136号線を西へ約2km進んだところにあります。
駐車スペースは3台分しかないため、早めに到着するか、他の手段でアクセスすることをおすすめします。
峠の土塁のような場所から竹田城を望むことができ、特に朝日と共に浮かび上がるシルエットは圧巻です。
まとめ竹田城の雲海はどこから見る?立雲峡・藤和峠の絶景スポットとアクセス情報
竹田城の雲海は、秋から冬の早朝に最も美しく見られます。
雲海を見るなら、立雲峡や藤和峠、天守台が人気のスポットです。
藤和峠では、竹田城がシルエットとなる絶景を楽しめます。
雲海の発生条件は、寒暖差や湿度が重要で、風のない穏やかな日がベストです。
駐車場には限りがあるため、公共交通機関を使うのが望ましいでしょう。
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