
ニューバランスの中でも人気が高い「996」と「565」。
どっちがいいかな、と迷っていませんか?
そこで、996と565の違いについて調べてみました。
その結果、996と565にはいくつかの違いがありますが、中でもデザイン、価格、履き心地に明らかに違いがあることが分かりました。
✅デザインの違い
996は細身でスタイリッシュ
565は丸みがありカジュアルでボリューム感がある
✅価格の違い
996は約13,000〜15,000円前後
565は約8,000〜10,000円前後
✅履き心地の違い
996は軽くて柔らかく、クッション性が高い
565はやや硬めで安定感がある
次の章では、それぞれの違いと「なぜそうなっているのか」についてもお伝えします。
ニューバランス996と565の違いは?デザイン・価格・履き心地が違うのはなぜ?
ニューバランス996と565の違いとその理由について詳しく見ていきましょう。
デザインの違いとその理由

996は「クラシックランニングシューズ」をベースにした細身のデザインです。もともと1988年に登場したモデルで、走るための安定性と軽量性を両立させる目的で作られました。そのため、アッパー(靴の表面)はスエードとメッシュを組み合わせ、軽く通気性の良い仕上がりになっています。

一方、565は「ライフスタイル向け(普段履き用)」として作られており、足の形にゆとりを持たせた設計です。
996が“細身でスマート”なのに対して、565は“丸みがあってリラックスした印象”なのは、ランニング用とカジュアル用という設計目的の違いから生じています。
価格の違いとその理由
価格の差は、使われている素材と製造工程の違いにあります。
996は「C-CAP」や「ENCAP」といったニューバランス独自のクッション素材を使っており、ソール構造が複雑です。
また、アッパー部分には天然スエードを使用しているため、質感が高く、コストも上がります。
一方、565は「EVAソール」と呼ばれる比較的シンプルなクッション素材を使用しています。製造もアジア圏の工場で大量生産されるため、価格を抑えやすいのです。
そのため、996は“高品質・長持ち”、565は“手ごろでコスパが良い”という違いが生まれています。
履き心地の違いとその理由

履き心地の差も、ソール構造とミッドソール素材の違いによるものです。
996にはニューバランス独自の「ENCAP」ミッドソールが使われています。これは硬めのポリウレタン素材の中に柔らかいEVAを入れた二重構造で、軽くて衝撃吸収力が高いのが特徴です。そのため、歩くたびにふわっとした柔らかさがあり、長時間履いても疲れにくいです。

一方、565はEVA単層構造で、軽量ながらやや硬めの履き心地です。地面をしっかり感じられる安定感があり、立ち仕事や通勤には向いています。
つまり、996は「快適さ重視」、565は「安定感重視」で作られているんです。
ニューバランス996が向いているのはこんな人
・軽くて柔らかい履き心地が好きな人
・おしゃれなデザインを重視する人
・長く愛用できるスニーカーを探している人
・少し高くても品質を重視したい人
ニューバランス565が向いているのはこんな人
・価格をできるだけ抑えたい人
・通勤や通学など、毎日履く人
・安定感を重視する人
・カジュアルスタイルが好きな人
まとめ|ニューバランス996と565の違いは「デザイン」「価格・コスパ」「履き心地」
ニューバランス996と565の違いについてお伝えしました。
両者の違いはデザイン、価格、履き心地、の3つです。
| 比較項目 | 996 | 565 | 違いの理由 |
|---|---|---|---|
| デザイン | 細身・スタイリッシュ | 丸み・カジュアル | 996はランニング設計、565は普段履き設計 |
| 価格帯 | 約13,000〜15,000円前後 | 約8,000〜10,000円前後 | 素材と製造工程の違い(ENCAP vs EVA) |
| 履き心地 | 軽く柔らかい。疲れにくい。 | やや硬めで安定感がある。 | ソール構造(ENCAPとEVA)の違い |
ニューバランス996は軽くて高級感があり、長く履けるモデル。565は安定感があり、コスパが良く毎日の相棒として使いやすいモデルです。どちらも優れたスニーカーですから、目的に合わせてより満足できる一足を選んでくださいね。
ファッション重視なら996、普段使い重視なら565がおすすめですよ。

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